アメリカ駐在日記

夫の海外駐在に帯同した家族の日々の出来事

スーツケースの行方

前回に続き、ロストバゲッジについてです。

 

私のスーツケースだけが

シカゴのオヘア空港で止まっていて、

そこから進展がなかなかありませんでした💦

 

まさかロストすると思ってなかったし、

長期滞在予定のため荷物は大切なものばかり。

子どもの服、自分の服はもちろん、

婚約指輪から結婚指輪、

次男のアレルギーの薬まで。

 

 

私の中で

『このまま返ってこなかったら…』

『今あるアレルギーの薬がなくなったら…』

と、最悪の事ばかり浮かびます。

 

何をしてても気が気じゃない。

頭の中はスーツケースのことばかり。

ほんの2、3日ですがすごく長く感じました。

 

そしてついに、私に異変が起こります😰

 

その夜、夫が再度、

航空会社の日本語案内に電話をします。

しかし返ってくるのは

『調べてからお電話します』ばかり。

今まで何度もそれで待ってるけど

一度もかかってきてないと、夫も怒り心頭。

オペレーターに食い下がります。

 

私もその時は取り乱していて、

半ば泣き叫ぶように

『子どもの薬が入ってます!

 何かあったらどうしてくれるんですか!

 こちらでは処方できないんです!

 もっとちゃんと探してください!』

と電話の外で言います。

 

改めて電話しますとしか言わないので、

もういいです、と夫は電話を切りました。

 

そして、私はその瞬間

『あー、もうだめだ、

 私が大事なものを入れすぎた。

 もう二度とスーツケースは戻ってこない』

と思い、ストレスがピークに達したからか、

過呼吸を起こします。

 

夫は私の様子が変なことに気付き、

義母を呼び、私を落ち着かせようとします。

 

そして夫は、職場の方にヘルプを頼みます。

『妻がロストバゲッジのストレスで

 過呼吸を起こしました。

 何とか助けてほしい。』

 

そこから!

なんと!

1日でロストしたスーツケースが

見つかることになります!!

この数日は何やってん。

 

アメリカの航空会社をあてにしたのが

間違いでした。

夫の会社の方がよっぽと信用できる。

 

次回に続きます。